大人がバイオリンを続けるのが難しい理由と対処法〜無理なく続けるコツとは?

大人になってからの習い事って、意外と続けるのが難しい…

そう感じたことはありませんか?

思ったより難しくて、途中で諦めてしまった…

そんな経験をされた方もいるかもしれません。

バイオリンを続けるために一番必要なのは強い意志・・・

・・・ですが!

それだけではありません。

えっ!そうなの!

今回は、「やめたくはないけれど、ちょっと気持ちが揺れている」という方に向けて、大人がバイオリンレッスンを続けにくい理由と、その対処法をお届けします。

「続けたい」「もう少し頑張ってみたい」と感じている、そこのあなた!

大人ならではのつまずきポイントと、その乗り越え方を一緒に探っていきましょう。

大人がバイオリンを続けるのが難しい理由3選

まず、大人がバイオリンを続けるのが難しい理由を3つご紹介します。

① 忙しくて練習やレッスンの時間が取れない

仕事・家事・育児に追われて、つい後回し…

やる気はあるのに、練習する余裕が見つからない…

そんな葛藤に心が折れそうになることも。

大人の生徒さんにとても多い悩みです。

man covering face with both hands while sitting on bench

② 中断すると、再開のきっかけがつかみにくい

事情があってレッスンを中断した後、

また行きたい気持ちはあるけど、気まずい・・・

こんな感じで、ついつい連絡を先延ばしにしてしまう方、意外と多いです。

一度止まってしまうと、再スタートのハードルは意外と高く感じるもの。

重い腰って、なかなか上がらない…。

中断も再開も、きっかけはちょっとしたことなんだよね。


③ 思ったより難しくて落ち込んでしまう

「こんなに体が動かないなんて…」

「良い音って何?」

練習しても成果を感じられず、自己肯定感が下がってしまうこともあります。

でもそれは、誰にでも起こる自然なこと。自分だけが悩んでいるわけではありません。

man in black crew neck t-shirt

バイオリンを無理なく続けるコツ!

続けるのが難しいのは、自分だけじゃなさそうだ。

みんなどうしているのかな?

ふみ先生

ちゃんと解決策があります。

大人だけじゃなく、中高生やお子さんにも当てはまる話です。

バイオリンを無理なく続ける解決法① レッスンを「生活の一部」にしてしまう

予定に組み込んでしまえば、あとは“流れ”が味方してくれます。

何ごとも、習慣になるまでは大変です。

でも、習慣になってしまえばしめたもの!

自然と続けられます。

様々なレッスンスタイル

大手教室でよくあるパターンは、

固定日時+月謝自動引き落とし。

個人教室はいろいろなパターンがありますが、

先生と生徒の予定を合わせて予約

のシステムを取る先生もいます(演奏活動が中心の先生に多いですね)。

勝手に月謝が引き落とされると「行かないともったいない」という心理が働いて続けられる人もいるし、

○曜日はバイオリン!と決めたい人もいるし、

仕事が不規則なので毎回都合に合わせて予約できる自由なスタイルが合う人もいます。

今どきは、オンラインレッスンという方法もありますね!

ふみ先生

レッスンは先生と1対1の時間です。

日時を固定しない形態の場合は、ある程度の自由が利くとは言え予約・キャンセルを何度も繰り返されると先生が困っちゃうのは事実なので、その点はご了承いただけると助かります。

・・・先生も都合があるので、お互いに「お互い様」と許容する気持ちも必要ですね。

教室からのご案内

流山のヴァイオリン・ソルフェージュ教室は、

  • 固定日時のレッスン
  • その都度日時を決めるレッスン
  • 動画を送るスタイルのオンラインレッスン

など、ご希望に応じたスタイルで受講できます。

※レッスン料の引き落としには未対応ですが、事前に指定口座へお振込いただく形での対応が可能です。

バイオリンを無理なく続ける解決法②完成度は気にしない。「とりあえず通うだけ」でOK

芸術に“完成”は存在しません。

できてなくて当然。うまくいかない日もあって当然。

プロ音楽家だってそうです。

なので、レッスンにあたって

「よし、うまく弾くぞ!」と思わないでください。

「とりあえず行く」

「先生に会う」

「音を出す」

そのくらいの気持ちで十分です。

完璧を求めるのではなく、“継続”という習慣を育てていきましょう。

少しずつ積み上げる様子

私のジム体験にみる「習慣化」のヒント

余談ですが・・・私がスポーツジムに通い始めたころの話です。

最初はとにかく「通って何かをやってみる」ところから始めました。

子供の頃「体を動かすのは嫌いじゃないけど基本的に体は硬いしマラソン大会は面倒くさい」だった私のことですから、

最初は動きもぎこちなく、年齢相応の動きすら難しかったです(;´д`)

でも、次第にジムに通うこと自体が習慣となり、

数日行かないとむしろ気持ち悪いくらいになりました。

そして

「生活の一部」とは、こういうことなのか!

と実感しました。

あなたのバイオリンも、そんな存在になれるかもしれません。

Silhouette of a woman stretching in front of large window blinds with sunlight streaming in.

まとめ:あなたのペースで、あなたらしい続け方を

“続け方”に正解はありません。

大人ならではの事情があるのは当然ですが、

「無理なく続ける工夫」や「気持ちの持ちよう」で、案外楽しく続けられるもの。

その姿勢こそが、大人の音楽との素敵な関係だと思うのです。

あなたのペースで、音楽のある毎日を続けていきませんか?

それでは、流山のヴァイオリン・ソルフェージュ教室でした!