スタートが早ければ早いほど、基礎からじっくり丁寧に積み上げることができ、専攻楽器の上達も早くなります。
受験を視野に入れたら、早く始めるに越したことはありません!
どんなに遅くても受験の1年前には始めましょう!

レッスン内容・教材

能力や志望校に応じて内容は変わります。過去問を分析し、受験のみならず入学後の授業も視野に入れたレッスンを行います。

教材は、能力やご要望に応じて、こちらから指示します。講師作成のオリジナル課題も使います。

下記はレッスン内容の一例です。

  • 視唱(初見唱)
  • リズム
  • 楽典
  • 単旋律聴音、複旋律聴音、和声聴音
  • 楽曲分析入門
  • 移調唱、移調奏、クレ読み(ハ音記号をはじめとする各種音部譜表)
  • 簡易な初見奏
  • 実作品を用いた学習(専攻楽器で勉強中の曲など)
視唱音楽の根源である歌を通じて、音楽的な基礎力を養います。音とリズムはもちろん、フレージング、背景にある和音、楽曲構成など曲の理解に欠かせない要素も読み取る練習をします。
楽器を通さずに表現する練習を経ると、「その楽器で表現するために必要な演奏技術」へとアンテナが向いていきます。その先にあるものが本来の楽器のレッスンの範疇にあるものであると、当教室では考えています。
リズムヨーロッパ音楽を日本人が演奏する際にハードルになるのが、リズムと拍感です。ノリよく聴こえるリズム感を身につけましょう。
楽典演奏のみならず、演奏のための分析を行う上で必要な知識を学びます。
順調に進めば、1年間で入試レベルの問題を難なくこなせるようになります。中には半年程度で仕上がる方も!
聴音音楽を聴く力を養い、基本的な記譜も学びます。身につく復習法も学びましょう。
楽曲分析入門演奏のための楽曲分析、入門編です。視唱や聴音の教材を用いて学習します。
移調唱、移調奏、クレ読み相対音感を習得するための、とても有益な練習です。音楽性を高める効果があります。
実作品を用いた学習ソルフェージュで習ったことと演奏をつなげる、橋渡しの時間です。練習中の曲を用いて学習します。

学校の勉強で予習や復習があるように、実技のレッスンでも復習・練習(身につける)・予習(新しい曲を譜読み)という過程を踏んでいると思います。

ソルフェージュも同様です。

当教室の受験対応コースは、復習を重視してレッスンを進めていきます。

中学生の生徒さんレッスンの一例

宿題の確認(10~15分)
最初は宿題の確認から。習熟度をチェックします。
Creating music sheets while playing piano. Perfect for education and creativity themes.
視唱・リズム練習・初見奏(30~40分)
おもに演奏系の課題を練習します。
レッスンの中である程度まで完成度を高め、練習の合間に日々取り組める量の宿題を課します。
ピアノを弾く
聴音(30~45分)
受験を見据えた聴音課題を行います。
書く途中や答え合わせの過程を大切にするため、時間をたっぷり確保しています。
復習と楽典学習も兼ねた宿題をお出しします。練習中の曲に関する課題が出る時も。
楽譜を書く少年

入学後の学習内容も視野に入れたレッスン

ソルフェージュは、受験だけで終わる科目ではありません。音楽に関わり続ける限り、切っても切り離せない存在です。

どこの音大・音高でも、ソルフェージュは必修科目です。

受験で問われるのは、入学後の学習に必要な基礎力にすぎません。入学後は、入試問題をはるかに上回るレベルの授業も行われます。

また、専攻楽器のさらなるレベルアップを望む場面では、ソルフェージュの力が問われることが少なくありません。むしろ、双方を結び付けて考える力が問われます。

当コースは、入学後の学習内容や、専攻楽器の演奏に生きるレッスンを行っています。

他教室とも併行してお通いいただけます

当教室は個人レッスンのみ開講していますが、グループレッスン(クラス授業)には仲間と切磋琢磨できるメリットがあります。

個人レッスンのメリットは、生徒さんの状況に応じた対応ができることです。

グループレッスンにはグループレッスンの、個人レッスンには個人レッスンの良さがあります。併行してお通いいただき、双方の「良いとこ取り」をすることも可能です。

過去には、音大付属音楽教室でのグループレッスンと並行して通われる生徒さんもいらっしゃいました。
集団授業でカバーしきれない部分のサポートも、おまかせください。

Group of male teenagers walking in a school corridor with backpacks, bonding and chatting.

合格実績

大学

  • 東京藝術大学
  • 東京音楽大学
  • 日本大学芸術学部
  • 尚美学園大学

高校

  • 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校
  • 都立総合芸術高等学校
  • 東京音楽大学付属高等学校
  • 国立音楽大学附属高等学校
  • 武蔵野音楽大学附属高等学校
  • 東邦音楽大学附属東邦第二高等学校
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レッスン分数

受験対応コースのレッスンは90分。生徒さんの抱える課題にじっくり向き合います。

ゆったり時間が確保されており、レッスン内で十分に理解を深めることができます。

楽譜棚

レッスン回数

原則として月2~3回

※進度や志望校に応じて変わります。

専攻実技と同様、身につくまでには地道な努力とある程度の時間が必要です。
短期間でなく、長期的に成果を出し続けることを考えましょう。

white and black wooden wall decor

レッスン代

1回あたり6,000円

当教室は1レッスン制(1レッスン毎にレッスン代をお支払い頂く形)です。レッスン時にその都度お納めください。

数回分まとめての先払いや、振込でのお支払いも可能です。

グランドピアノがあるレッスン室

体験レッスン

体験レッスンは有料(4,000円)で行っております。

ヒアリングも含め60分。志望校の候補、実技の先生によく指摘されるポイントなどをお聞かせください。専攻楽器の演奏をお聴かせ願う場合もございます(録画データでも可)。

志望校と進度に応じて、レッスン内容をカスタマイズします。

納得いくまでご検討ください。

発表会

ソルフェージュ受講生も、3月末の発表会に参加できます。

度胸試しの場としてご活用ください。原則として専攻楽器での参加になります。

詳細は発表会・イベントのページをご覧ください。

ヴァイオリン発表会