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【親御さん向け】子どものヴァイオリン調弦サポートガイド!親子で育てる「聴く力」

2025-09-27ヴァイオリン調弦・チューニング

調弦って親がやっていいの?

子どもに任せるべき?

ヴァイオリンを習うお子さんをサポートする中で、調弦の手伝い方に迷う親御さんは多いもの。

実は、親子で調弦に向き合う時間は耳を育てる習慣につながります。

このページでは、「子どもの調弦、どうしたらいいの?」と悩む親御さん向け に、年齢別のサポートの仕方や、家庭でできる調弦習慣の工夫をお伝えします。

子どものヴァイオリン練習で調弦サポートが必要な理由

ヴァイオリンの調弦は、小さなお子さんにとって、とても難しい作業です。

子どもにとってヴァイオリン調弦が難しい理由3選
  • 調和する音を聴き分ける耳がまだ育っていない
  • 弾きながらアジャスターを調整する動作が複雑
  • 力が弱く、ペグを回せない

以上の理由から、習い始めの数年間は、親御さんの協力が欠かせません。

調弦の基本は「親がやる+子どもに見せる」

最初のうちは、親御さんが調弦をしてあげてかまいません。
というか、親御さんがやってあげてください。

ポイントは、

  • 子どもの目の前でやる
  • 「今、音を合わせているよ」と声をかける
  • 本人と一緒に音を聴く

の3つです!

小高根ふみ

一緒に調弦することで、「バイオリンは調弦をしてから弾くもの」と自然に学んでいけます。
調弦済みの楽器を渡しちゃえば確かに時短ではありますが、バイオリンを習う上で大事な何かが抜けてしまう危険があります。

チューナーを活用しよう

音感に自信がない親御さんは 針式チューナー を使ってください。

音を出すと針や画面が動いて、中央に合わせれば正しいピッチになります。

チューナーで合わせる様子も、一緒に見せてあげましょう。

Violinist

(弦が切れない範囲で)アジャスターを回させて、針が左右に動く様子を観察させるのもおすすめです。

👉 調弦の方法については、こちらの記事 もご覧ください。

子どもの「耳」を育てる工夫

調弦をすべて目に頼ってしまうと、耳が育ちにくいデメリットがあります。

大切なのは、聴いて確認する習慣を少しずつ取り入れること

次のような方法がおススメです。

  • 「この音と同じ高さになったかな?」と子どもに聞いてみる
  • 目を閉じて聴き比べる
小高根ふみ

視覚を遮断すると、聴覚が研ぎ澄まされて集中できます!
私も本当に集中して音程をチェックしたいときは目を瞑ります(眠くない時限定)。

子ども自身でヴァイオリンを調弦できるようになるのはいつ?

成長度合いや楽器のサイズによって個人差がありますが、おおよその目安はこんな感じです。

  • 幼児 → 基本は親が担当
  • 小学校低学年から → アジャスターを使って自分で調弦する練習スタート
  • 4分の3サイズになったら(小学校3~4年生頃から) → アジャスターで調弦しつつ、ペグを回す練習も少しずつ挑戦
  • フルサイズになったら(中学生頃が目安だが早い子だと小5ぐらい) → ペグを使って自力で!
小高根ふみ

無理せず、できる範囲から始めましょう!

親御さんのよくある疑問

Q. スマホのチューナーアプリでもOK?

A. 便利ですが、お子さんの場合は注意が必要です。
練習中にゲームを始めたり、余計なアプリを触ってしまったり・・・

そんなリスク回避のためにも、子ども専用のチューナーを1つ用意するのがおすすめです。

「マンガ読みながら練習して叱られる」的なことは、時代を超えた「練習あるある」かもね。笑

小高根ふみ

なお、チューナーでもメトロノームでも、子供は何かしら遊び始めます。
私はメトロノームの数字をひたすら眺めて、暗算の練習してました!

ヴァイオリンじゃないんかい!笑

小高根ふみ

でもメトロノーム数字の法則性に気付けたのは財産だと思ってます。笑
どこに学びが隠れてるかわからないものですね。(∀`*ゞ)エヘヘ

Q. 電子ピアノを使っても大丈夫?

A. 多くのホールのピアノは442Hzに調律されますが、電子ピアノは440Hzで固定されていることが多く、微妙な差があります。

たった2Hz?と思うかもしれませんが、意識して聴き比べると、かなり大きな違いです。

お子さんの耳を育てるなら、チューナーまたは調律されたアコースティックピアノを基準にする方が安心です。

Violinist

年1回ペースでよいので、ピアノの調律もしたほうが良いですね。
冷暖房の影響で地味に狂っていきます。

👉 詳しくはこちらの記事もご覧ください。

調弦を通して育つ耳と音感:親がサポートするメリット

えー、親が調弦のサポートまでしなきゃならないの?面倒…Σ( ̄ロ ̄lll)

と思われたお父さんお母さん、いらっしゃるかもしれませんね。

ですが、お子さんの調弦をサポートすると、次の3つのメリットがあります!

お子さんのヴァイオリン調弦を親がサポートするメリット3選
  • 子どもの耳が育つ
  • 家での練習がスムーズになる
  • 正しい音で練習できる時間が長くなり、上達

そして何より、音楽を通じてお子さんと一緒に過ごす時間が増えて、大きな財産になります

お子さんが一生モノの力を身につけられるなんて、最高のプレゼントではないでしょうか?(^^)

次のステップへ!

お子さんが少し慣れてきたら、ぜひこちらの記事もチェックしてくださいね。

👉 初心者・小学生向け編
👉 中級者以上・中高生・受験生向け編

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