5連符はいけぶくろ、6連符はたかだのばば…言葉で楽しくリズム練習!
拍が分割されて、リズムが生まれます。
(タイやシンコペーションは大雑把に、「分割+足し算」とお考え下さい。)
そうは言っても、拍を正確に分割するのって、意外とムズカシイ。
先日は、拍を打つことを前提とした効果があがるリズム練習について書きました。
今日はその続編として、言葉を使ってリズム練習する方法を書いちゃいます。
2連符(2分割)
いちばん単純。「たんたか」の「たか」です。
リズムに2文字の言葉を当てはめてみましょう。
「かさ」「とり」「なす」「ごま」などなど…
途中を伸ばしたり(なす→なーす)、思いのほか速く言い終わったり(とりっ!)しないように注意しましょう。
簡単そうに見えますが、意外と奥が深い。
でも、ここをクリアすれば未来は明るい!
3連符
「3文字の言葉を当てはめましょう」とよく言われます。
えぇ、その通りです。
名前が3文字の人は、自分の名前でチャレンジ!
突然ですが、ここでクイズ。
次のうち、「3連符の練習に使うのはちょっとな~」という言葉はどれでしょう?
- 「いちご」
- 「みかん」
- 「すいか」
- 「あさま」
- 「こまち」
- 「のぞみ」
正解は「みかん」です。
「ん」が入ることによって、音節(「びょういん」と「びよういん」の違いみたいなやつ)が1個減りますね。
正確さ、自然な発音を求めるならば、「ん」が入らない言葉の方が良いです。
4分割
これも、4文字の言葉で練習しましょう。
「やきにく」「つるはし」などなど。
「ぎゅうかく」もまあ許されるか…「ぎゅ」で1音節だし←あぁお腹すいてきた…
5連符
これも5文字の言葉で練習しましょう。山手線なら「いけぶくろ」「おかちまち」「あきはばら」、ちょっくら西に行って「ぎふはしま」「よどやばし」…
※注:駅名に限定しなくてだいじょうぶですよー。
6連符
半ば大喜利だか古今東西になってまいりました。「たかだのばば」「アスパラガス」…
ここから先は自分で考えてみましょう!きっと練習が楽しくなるはずです!
んー、7連符は「ちくごふなごや」8連符は「しもうさなかやま」「ひがしところざわ」………
ソルフェージュの先生、ヴァイオリンの先生、時々オーケストラと室内楽。
ヴァイオリン弾きのソルフェージュ講師はわりと珍しいようです。指導経験は延べ100人以上。茨城県立水戸第三高等学校音楽科、Y. A. ミュージックアカデミー等で指導にあたる。
「音大受験の1科目」としてのソルフェージュではなく、実際の演奏に結び付くもの、音楽をより楽しめるものを目指しています。あらゆる楽器の生徒さんに対応していますが、得意とするのはヴァイオリンをはじめとする弦楽器。ヴァイオリンを学ぶ人に必要かつ不足しがちなことを、自身の実体験をふまえてレッスンしています。
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