オケの曲はどうやって練習する?

2018-06-06アマオケオーケストラ

オケの曲を弾くにも、やはり練習が必要ですよね。
一口に「練習」と言っても、人それぞれのやり方があると思います。
あなたの練習、「なんとなく弾いてるだけ」「ひたすら繰り返すだけ」になっていませんか?
練習のやり方次第で、弾くこと自体は、相当ラクになります!

目標はどう設定する?

いや、どうって言われても………とにかく弾けるようになりたいんですよ!

最初はそれで良いかもしれない。
じゃあ、その先は?
「ここはこう表現したい」とか、「この辺りキレイだから、ステキな感じに弾きたいな」とか、
もう1ステップ上の目標ができるとよいですね。
音楽は「弾けたー!終わりー!次の曲いこー!」じゃなくて、その先があるはずだから…

 

そんな綺麗ごと言わないでください!難しくて、弾くだけで精一杯なんですから!

まあまあ、そう仰らずに。
何年後かに、もう1度その曲をやる時の目標でもいいじゃないですか。
仮にそれが来世だったとしても…。

同じ曲でも、10代で弾いた時とアラサーの今弾くのとでは、印象も何もかも違います。
「あー、自分もそれなりに年とったんだなー」って思う瞬間ですw
きっと、50歳とか60歳の時に同じ曲を弾いたら、また全然違うことを感じるんだと思います。

話は逸れましたが、目標をちょいと高めに設定して(ぼんやりで構いません)、モチベーションを上げてみましょう。

 

「弾けるようになる」をさらに分けよう

ちょい高めの目標!とは言いましたが、まず第1段階をクリアしましょう(汗)
ここでは、ヴァイオリンを想定して書きますが、ヴィオラ・チェロ・コントラバスにも応用できる内容なので、参考にして頂けたら嬉しいです。

指使いを考えよう

指使いが決まらないことには練習になりません!
指使いを考える時のポイントは、大まかに4つあります。
(詳しくは別記事を書く予定。)

  1. 左手がラクな指使いをとるか、移弦がラクな指使いをとるか。
  2. なにポジションでとるのがラクか。
  3. ちょっと背伸びすればできそうなのか、今の自分にはハードルが高すぎるのか。
  4. 音楽的に不自然でないか。

1.と2.は、「ラクする」という点でみたポイントです。
弾くのをラクにして、ちょい高めの目標に、一歩でも近づきましょう!音楽は滝に打たれる修行じゃないのです…(汗)

3.は、ちょっと頑張ればできそうな指使いだったら、ぜひ挑戦しましょう!

4.は、「こんな〇〇はいやだ」式で、〇〇に作曲家名や曲名を当てはめてみましょう。もしくは、周りの方に聞いてみましょう。

リズムを把握しよう

楽器で音を出す前に、アタマでもリズムを把握しておきましょう。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。

 

弓の量や場所を考えよう

すでにボウイングが付いていれば、そのボウイングから推測しましょう。
付いていなければ、自分なりに考えてみましょう。
先、真ん中、元。たくさん、少し、ふつう。
解らないなりに考えたことだったとしても、そこには気づきがあるはずです。
知識として得たことよりも、体感や実感で得たことのほうが、記憶に残りますよね。

 

「いちおう弾けた!」の次。

あなたの「弾けた」を、磨いていく作業です。
もちろん、弾けた部分だけをこの段階に進めるのでもOK。

テンポに乗ろう

オーケストラって、みんなで足並み揃えて演奏するわけですよね…残念ながら、自分だけで弾けても意味がない(泣)

最初に目標とすること
一定のテンポで止まらず弾くこと(……これが意外とムズカシイ!)。

この時は、多少のミスや音抜けを、気にせず進めます。
粗削りでも止まらず弾くことで、見えてくるものがあるはずです。
また、メトロノームを使う、CDやYoutubeに合わせて弾くことなども、効果的です♪

スコアを見て、周りを知ろう

手始めに…今度弾く曲のスコア、持ってますか?
持ってない方は今すぐ購入せよ。

どれを買えばいいかわからない…

そんな、迷える子羊様へ。
全音、音友、日譜あたりの出版社を探せば、メジャーなオケ曲はだいたい手に入ります。
お店の人に聞きましょう。もしくは、AmazonへGo。

スコアを開くと、自分が見ているパート譜とは、全然違う光景が広がっていることでしょう。
大雑把に、曲の全体図だとお考えください。

まずは、自分と同じ動きをしているパートを探しましょう。
「オクターヴ違いで弾いてる」「音は違うけどリズムは同じ」「タイミングちょっと違うけど、動き方が似てる」などなど、眺めるだけでわかることがたくさんあります。
「知ってどーする?」って時もありますが、知らないよりはマシ。
(詳しいスコアの見方については、スコアリーディング入門編をどうぞ!)

仲間と一緒に弾くのは楽しいですが、そのためにどうしても必要な個人練習。
どうせなら、ラクに楽しく練習しましょう!