効果があがるリズム練習8つ。
「リズム注意されること多いなぁ…」
「ぶっちゃけ、リズム苦手なんですよね…」
「合奏してると、途中でリズムわかんなくなる…」
こういった声、よく耳にします。
「うーん、練習はしてるんですけどね…」
今日は、効果的なリズム練習の方法を書いちゃいます!
指揮者っぽく拍子を振るもよし、ドラマーのごとく机を叩くもよし、体育会系部活のごとく「1、2、3、4、1、2、3、4…」と声に出して数えるもよし。
基本編
聴く
なんとなく聴いていた時には気が付かない、意外な難所に気付けちゃいます。
歌う
楽器で弾く前に、まずは歌ってみましょう。
「音名や階名で歌いましょう!」と推奨している本やサイトもありますが、初めは歌いやすい方法で良いと思います。
「ドレミファ ソーラファ ミッレッドー♪」でもよし。
「ふふふふ ふーふふ ふっふっふー♪」でもよし。
この段階では、歌う音程は特に気にしなくて大丈夫です。
打ってみる
歌ったリズムを、打ってみましょう。
拍子をカウントしながら打つのがポイントです。
手が塞がるので必然的に、ブツブツ「1、2、3、4…」と言いながら、になります。
細かいリズムは両手を使いましょう!
弾いてみる
ここまで来てやっと、楽器を使います。
ピアノや弦楽器は手が塞がるだけで口は使えますが、管楽器は口も塞がりますね…
でも大丈夫!
足がある!
両足を交互に使うのをおススメします。
手も口も塞がったら、足で数えてみましょう。応用編
単位音符を細かくしてみる
単位音符とは、「4分の2拍子」なら4分音符、「8分の3拍子」なら8分音符です。
大雑把に、「○分の△拍子」の○のほうだと思っていただければ。
単位音符が4分音符なら、8分音符で数えてみましょう。
8分音符が単位音符なら、16分音符で数えることになりますね。
タイがついているリズムや付点リズム、シンコペーションなどの場合に、より効果を発揮します。
単位音符を長くしてみる
8分の6拍子のように1小節を大きな2拍子にとらえる場合や、1小節を1拍に数えるような速いテンポの曲に、効果を発揮します。
単位音符が長くなっても、慣れるまでは、心の奥底で細かく数えるようにしましょう。
テンポを変える
どんな曲でも使えます。
「単位音符を細かくしてみる」「単位音符を長くしてみる」を、さらに応用する感じ。
テンポ設定は「今までよりちょっと速く」「今までよりちょっと遅く」「超絶速く」「超絶遅く」みたいに、ざっくりで構いません。
メトロノームを使う
え、やっとここで?感たっぷりにメトロノーム登場。
いやいや、メトロノームにも効果的な使い方がちゃんとあるんですよ…
使い過ぎも良くないと言うし…
詳しくは別記事で書こうと思いますが、とりあえず一言だけ。
ソルフェージュの先生、ヴァイオリンの先生、時々オーケストラと室内楽。
ヴァイオリン弾きのソルフェージュ講師はわりと珍しいようです。指導経験は延べ100人以上。茨城県立水戸第三高等学校音楽科、Y. A. ミュージックアカデミー等で指導にあたる。
「音大受験の1科目」としてのソルフェージュではなく、実際の演奏に結び付くもの、音楽をより楽しめるものを目指しています。あらゆる楽器の生徒さんに対応していますが、得意とするのはヴァイオリンをはじめとする弦楽器。ヴァイオリンを学ぶ人に必要かつ不足しがちなことを、自身の実体験をふまえてレッスンしています。
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