フリー音楽家はホームページやブログで何をするか?~フリー音楽家のWordPress奮闘記その0
「フリーの音楽家はブログとかホームページとか、何かしらで自分を発信すべし」みたいな記述をよく見かけます。
コンサートの告知とかもできるし。音楽教室もネットで探して比較する世の中だし。
「そうだよな~」と共感しつつも、今まで私は特に何もしていませんでした。
辛うじてFacebookは入ってますが、基本的に友人知人との交流用で、ほぼ見る専用。ごく稀に演奏会のチラシは載せるけど。
ソルフェージュの分野で自分がやっていることについては、ツチノコ状態でした。そう、何も発信していなかった。
なぜ、そんな私が急にこのサイトを立ち上げようと思ったのかというと
そういえば私、フリーの仕事を受ける窓口がない。
ってことに気づいてしまったから。
「いやいやいや、フリー歴*年にして?遅すぎでしょ笑」ってツッコミが同業者から入りそうですが、今までは、仕事は人との繋がりで何とかなる!と思ってました。そして、何とかなってた。
しかし、当然ながら限界があるし、自分の世界も広がらない。
そこで「自分の窓口として、ホームページかブログでも立ち上げるかな~」と、重い腰を上げることを、考え始めたのでした。
サイト構成を考えてみた
単に「みんなやってるし・・・」ぐらいの理由でホームページやブログを立ち上げても、
私はきっと長続きしないだろう、と考えました。
基本的に、「みんなと同じ」が嫌だから。
なので、中身をしっかり作りこんだサイトにしよう!と決めました。
タイトルは後回し。最初の数日は「名称未設定(仮)」でした(マジ)
ぶっちゃけ「決まらなかったらそのままでいいよねー」って思ってた。
まずは自己紹介!
「窓口」として成り立たせるために必要なものは、まず、自分を紹介すること。
どこの馬の骨ともわからない輩に仕事オファーする人などおらんわな。
音楽家の場合、学歴とコンクール歴と師事した先生の名前を書き連ねた長文と写真が載ってるケースを多々お見受けします。
でも、本当に大事なのは、学歴でもコンクール入賞でもなく、エライ先生に習ったことでもなく
- 何ができるのか
- 今までどう生きてきたか
- 自分のウリや強みは何か
・・・辺りではないでしょうか。
私の場合、とりあえず思いついたのが次の3つ。
- ヴァイオリン弾きであること
- ソルフェージュの先生やってること
- 演奏や指導と直接関係ない仕事の経験があること
今も、この記事を書きながら、プロフィールのページを若干直しました。
本と違って印刷して世に出すわけじゃないので、これからも、気付いた所をちょこちょこ直していくと思います。
「オファー求む」の内容
これはカンタン。自分がやりたい仕事内容をはっきり打ち出せば良いんだから。
私の場合は、この3つでした。
- ソルフェージュのレッスン
- ヴァイオリンのレッスン
- 部活、アマオケなどの指導
あと、自分が習うとしたら知りたいことは最低限、書いておこうと思いました。
レッスンのウリとか、レッスン代とか。
こちらも、気づいた所をちょこちょこ直していくと思います。
問い合わせフォームは簡単
いちばん肝心なやつだけど、googleとかfc2で簡単に作れるのは知ってたから、特に下調べはしませんでした。
どんなツールを使う?
安くてお手軽、簡単なのが、ネットの素晴らしいところ。
それゆえに、サービスもいっぱいありすぎて複雑で、ぶっちゃけよくわからん。
でも、選び方次第で、何を使うか決められる!と思うのです。
どうせなら独自ドメインとっちゃえ!
かつて、某大手ブログサービス(無料)を利用して、雑記ブログを書いていたことがあります(本名でググっても出ないよ、念のため)。
その時の利用規約で、引っかかっていたことがありました。
要約すると「あなたのブログ文章とか画像は、こちらの会社で自由に使わせていただきますよ。あなたに無料で使わせてあげるんだから、そこ合意してくださいね」。
どうも腑に落ちませんでした。
せっかく自分で書いた文章なのに、人に売り渡してしまうような気がして・・・(いや、金もらわないなら「売り」じゃないな)。
自分の持っている知識が人の役に立てるのなら書いていきたいけど、
著作権やら知的財産権(よくわからん)は自分で管理しようと思っていました。
それなりのリターンがあれば、多少の投資は構わない!と思った私。
会社でいうところの「広告宣伝費」や「オフィスの家賃」だと考えれば、独自ドメインなんて安いもの。
このfumi-music.comのドメイン、月換算、約100円。
もっと高いと思ってたから、安すぎて目だま飛び出た。
お名前.comやムームードメインで簡単にドメインとれます。
私はエックスドメインで取得しました。
Jimdo?Wix?WordPress?
サイトを立ち上げると決めてから調べたことが2つ。
本屋さんに行って、ホームページ制作に関する本を探す
発想に煮詰まった時は、本屋さんに行くことをおススメします。
本のラインナップを見るだけでOK。
それだけでも、収穫は十分あるはずだから。
周りの人がどんなツールで自分のサイトを作っているか、調べまくる
私の周りで使ってる人が多かったのはジンドゥー、Wix、WordPressの3つだったので、この3つのサービスを中心に、使い勝手や費用、内容による向き不向きなどをリサーチしました。
「Jimdo Wix 比較」「Wordpress メリット デメリット」とかでひたすらググる、ググる。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」理論で、調べるうちにわかってくることが多々あります。
また、「自分でも使いこなせそうなサービスかどうか」という点は、結構大事です!
私は職場でホームページビルダーをいじった経験があり、HTMLに多少の知識があったおかげで、どのサービスにも特に不安は感じませんでした。
初心者の方、自信がない方は、「簡単」とうたっているジンドゥーやグーペのようなサービスが良いかもしれません!独自ドメインにも対応しています。
・・・ブログ書きたくなってきた。
ソルフェージュのレッスンをしている私が、常々思っていることがありました。
そもそも…ソルフェージュってなに?でも書いていることなのですが、
声を大にして言いたい。
ソルフェージュは音大受験生だけのものじゃない。
ソルフェージュのレッスンに関わる先生すべての思い!と言っても、過言ではないでしょう。
「・・・・・・これ書き始めたら、絶対に超・長文になること決定だなー。」
と思ったところで、はたと気づきました。
どうせ書くなら、「ヴァイオリン弾き兼ソルフェージュの先生がアマオケと関わってわかったこと」とかも、書けそうじゃん?
よし、心は決まった。
WordPress一択。
ホームページ的な感じの「固定ページ」と、ブログみたいに使える「投稿」の2種類を使い分けられることに惹かれました。
周りがTwitterをやり始めた頃、私が参入しなかった理由は「世間に向けて呟きたいことがないから」。
・・・・・・・・あるじゃん。笑
こうして、私はWordPressでサイトを立ち上げることに決めたのでした。
「WordPress奮闘記その0」終わり。
何回シリーズになるかは未定。
ソルフェージュの先生、ヴァイオリンの先生、時々オーケストラと室内楽。
ヴァイオリン弾きのソルフェージュ講師はわりと珍しいようです。指導経験は延べ100人以上。茨城県立水戸第三高等学校音楽科、Y. A. ミュージックアカデミー等で指導にあたる。
「音大受験の1科目」としてのソルフェージュではなく、実際の演奏に結び付くもの、音楽をより楽しめるものを目指しています。あらゆる楽器の生徒さんに対応していますが、得意とするのはヴァイオリンをはじめとする弦楽器。ヴァイオリンを学ぶ人に必要かつ不足しがちなことを、自身の実体験をふまえてレッスンしています。
各種レッスン受付中!詳細は下記をクリック!
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